これから結婚をお考えの皆さん、これからの人生において、大きな期待等をお持ちかと思います。また、それと同時に、若干の結納から始まって、結婚式、これからの生活における不安もあるのではとも思います。ほとんどの方が、そういった儀式や結婚生活は、初めてでしょうから、今回は、結婚生活の先輩として、結納の基本についてお話したいと思います。
まずは、結納の意味についてですが、これから親族としての付き合いをお願いしますという挨拶と、家に入ってもらう側が相手に対して、誠意を見せるという意味になります。その誠意を見せる意味で、結納品があり、基本は9品となります。私の場合は、ほぼ、業者さんにお任せして、段取りしてもらいました。基本は同じなのですが、地方ごとに特色がありますので、その道のプロにアドバイスをもらうのが良いと思います。
何を成功させるにしても、まずはそれらの『基本』を知る事が大切です。
理想の結納を実現させたいのなら尚更なのではと思います。
以下に、簡単ですが、基本事項をまとめてみました。
日取り 一般的には挙式の3~6ヶ月前を目安とされています。
服装 男性はスーツ、女性はワンピース・和服などの準礼服にて。
どこで ホテル、式場、両家のどちらかの家など。
その他にも、様々な基本事項があります。『結納』を何度も行う人はほとんどいないでしょうから、自分で、こういった事項を調べるのもいいでしょうし、結納を専門に取り扱っている業者さんにアドバイスもらうのもいいと思います。
一歩ずつ、理想の結納を目指して頑張っていきましょう。
結婚式もそうですが、儀式としての側面から見た結納というのは、決まったルールに基づいた一種の作法であると言えます。
あらかじめ決められた段取りで作法をとり行うということで、なんとなく劇を演じているような感じにもなりますね。
結納を演劇に例えるなら、理想の結納とは、セリフを忘れたり、噛んだりせず、一言一句間違えずにしゃべり、動作も落ち着いて、堂々とした態度で全てが終わる、ということになるでしょうか。
ただ、結納と演劇はやっぱり違うものであり、誰かに見せるものではありません。
作法としての結納が成功するよりは、その後の両家のお付き合いが円満にすすむ、というほうがよっぽど理想の結納であるように思えますね。
最近では昔から伝わる風習というのは
全般的に廃れてきつつあり、地域の伝統的なお祭りであったり、
歌舞伎や能、落語などの伝統芸能によって、
その片鱗を見るというぐらいしか触れる機会がありませんね。
そんな環境にあって、結納というのは、
私たちにとって唯一といってもいいぐらい、
身近に存在している伝統行事と言えます。
普段は無宗教なのに、お盆にはお寺に行って墓参りをし、
お正月には神社に行って初詣をするという、
形式を重んじる日本人だからこそ、
結納の形式美に憧れる人も少なからず存在しています。
面倒くさいから省略するという流れがある一方で、
省略されることが増えてきたからこそ、
逆に結納をやりたいという若い人も存在しているのです。
ただ、結納というのはドラマなどでも見る機会が少なく、
書籍などでも紹介されるのはさわりの部分のみということで、
そもそも、どういったやり方が正式な結納なのかということすら
ハッキリと把握している人は少ないと言えます。
形式美としての結納、それはそれで結納の一面を表していると
言えますが、本来の結納とは家と家、家族と家族の出会い、
そして今後の付き合いを確認する場であるとも言えます。
理想の結納とは、新郎新婦の結婚を通じて、お互いの親族同士が
仲良くつきあっていける基礎となるものであると定義してもよさそうです。
前回、西へ行くほど結納を重視し、
結納品も豪華になる傾向にあると書きましたが、
中でも九州の結納品として特徴的なのが、お茶です。
お茶というと香典返しなどでも利用されますが、
特に結納で使われるときには、少し特別な意味が持たされます。
というのも、お茶の木というのは、一度植えたら移植して
別の場所に植え替えるということをしないものです。
そのため、一度嫁いだら、二度と夫を替えない、
つまり別れることがないという願いを込めているのだそうですよ。
結納は新郎側の実家が属する地域の風習に従うことが多いですが、
新郎側が関東地方、新婦側が九州地方といったように、
結納に対する温度差が大きい場合には、新郎側主導で進めると
新婦側の親族から不満が出るかもしれませんね。